「食糧」と「食料」は何が違う?|調べてみた!No.2
- Anttrice MARIKO
- 2022年5月2日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年5月26日

執筆するなかで違いを調べた言葉をサクッとシェアする【調べてみた!】シリーズ。
深く考えなくても使い分けができていることもありますが、改めて違いを説明するとなると難しい言葉がたくさんあります。
初回に続き、アグリテック企業を取材した際に調べた言葉をご紹介します。
「食糧」と「食料」の違い
食糧(しょくりょう)
「食糧」は、米や麦などの主食を指します。「糧」は「かて」とも読み、例えば「応援を糧にする」のように “力にする” という意味があるため、エネルギー源となる主食を表す言葉です。
食料(しょくりょう)
「食料」は、主食を含めた食べ物全般を表します。
1993年に冷夏の影響で、のちに「平成の米騒動」と呼ばれる米不足が起きたことを思い出しました。はじめてタイ米を食べたのはその時だったと記憶しています。主食である米が不足した話なので、この件に関しては「食料不足」ではなく「食糧不足」と表記した方が適切です。