言葉を引用したり強調したりする際に使う、おたまじゃくしのような『 “ ” 』二重引用符(ダブルクォーテーションマーク)。この二重引用符は間違えやすい表記トップ3と言っても過言ではないほど、記事やポスター、ブランドサイトなどで間違えた表記を目にします。せっかく良いことを書いていても間違えていたら残念ですね……。今回は二重引用符の正しい表記をご紹介します。
※『 ‘ ’ 』一重引用符(シングルクォーテーションマーク)もありますが、日本語の文章では使われることが少ないので二重引用符でご説明します。
おたまじゃくしのような記号の向きに注目!
正しい表記
“ たのしい生活 ”
始まりは、おたまじゃくしの頭が下( “ )を向いています。
終わりは、おたまじゃくしの頭が上( ” )を向いています。
間違った表記
” たのしい生活 ”
始まりが終わりと同じ向きに。このタイプの間違いを多く目にします。
“ たのしい生活 “
終わりが始まりと同じ向きになっています。
” たのしい生活 “
始まりと終わりが逆になっています。
二重引用符の入力方法
「shift + 2」で入力ができますが、間違いが起きにくいのは「かっこ」で変換する方法です。「かっこ」で変換すると、始まりと終わりがセットで表示されます。その間に言葉を入力すれば大丈夫です!